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2010年6月 6日 (日)

メジロの雛と『鳥さらい』

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シパダン・シリーズの途中ですが、野鳥の雛の季節なので最近のちょっとしたエピソードを
書きたいと思います。

高速道路のとあるサービスエリアでの出来事です。
トイレから出てきた私はメジロの雛が地面で「チィーッ!チィーッ!」と鳴いているのを
見つけてしまいました。

「こ、これはメジロの雛・・・。巣から落ちちゃったのかしら?」

「ハンカチにくるんで家に連れて帰って、森を飛びまわれるようになるまでお世話をしようかしら?」

などという考えが一瞬頭の中をよぎりましたが、

「確か『野鳥は捕まえてはいけない』ものだったな、はて、これはどうしたものかしら・・・」

と、しばらくその雛を見ていました。

近くの木の上からはまた別のメジロの声が聞こえてきますから、
親鳥か仲間が近くにいるようです。
しかし、屋根の上にはカラスがいて雛の様子を伺っています。
メジロの雛はパタパタヨロヨロと地面を這うように2~3mほど飛びました。
怪我をしているわけではなさそうです。

ひとまず、車で待っている夫に電話をかけてトイレの前に来てもらい、
状況を説明して「こういう場合はどうすればいいの?」と相談しました。

「放っておくしかないよ」

「だって、カラスに食べられちゃうかもしれないよ」

「そうなったら、そうなったで仕方ないよ、鳥の雛はカラスの食べ物だもん」

「#★◎ёд!!(私の心の声)」

しかし、夫の言うとおりです。
メジロの雛がかわいいからといって、カラスがかわいくないからといって、
自然のバランスを壊すのはよろしくありません。
というわけで、「メジロの雛が無事に仲間たちのところに戻れますように」、
との願いだけを胸にその場を立ち去りました。

帰宅して、(財)日本野鳥の会のHPを見てみました。
するとそこに、『ヒナを拾わないで!!』という文字を見つけました。

詳しくはリンク先のサイトを見ていただきたいのですが、『地面にいるヒナは迷子ではない』ことが、
説明されています。

もし、メジロの雛を拾って大きくなるまで育て、無事に野に返したとしても、
その行為は『雛を保護した』わけではなく、単なる『鳥さらい(雛の誘拐)』だったかもなぁ、
と自分の認識不足を知ったのでした。

=======================================2010年6月の写真より

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(オリンパスPEN E-P1, M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 撮影場所:山梨県)

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