大人になると見えなくなるもの、聞こえなくなるもの
子供の時はまだ背が低く、外で遊ぶことも多かったので、このようなシーンを日常的に
見ていたような記憶があります。
しかし、大人になって背が伸び、地面が遠くなり、新たな視界を手に入れると同時に
見えなくなっていったものも多くあるような気がします。
私がまだ幼稚園児だった頃のことです。
運動会のお昼ごはん時か何かで、芝生に敷いたレジャーシートに寝転がった時、
地面の方から 「W◆☆ΘΨ★×ωE!」 という声が聞こえました。
なんだろうと思ってシートをめくってみるとそこにはアリが2匹いました。
私は驚きと喜びで一杯になって、母に言いました。
「お母さん!アリがおしゃべりしてるのが聞こえたよ!」
その時の困惑した母の顔が忘れられません。
結局誰も信じてくれないので、「だって、聞こえたんだもん・・・」と首をかしげたまま
その出来事は私の記憶の中に封印することにしました。
大人になった今、私はアリが 「W◆☆ΘΨ★×ωE!」 とおしゃべりしないと知っています。
となると、あの時耳にしたものは一体何だったのでしょう。
子供には大人に聞こえないものが聞こえるのかもしれません。
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(オリンパスSP-350 撮影場所:福岡県筑紫野市)
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コメント
sakurakoさん、こんばんは。
私も猫語は理解できるのですが、
カメ語はだめなようで、どうも意思疎通ができません。
投稿: てんみん | 2009年5月11日 (月) 20:39
大人になっても猫語は解読できます。
投稿: sakurako | 2009年5月 9日 (土) 21:53